論説・コラム
回転窓/若い世代の旅行ニーズ [2021年2月19日1面]
新型コロナウイルスの感染拡大がなんとか落ち着いている。17日には医療関係者へのワクチン接種がスタート。明るい兆しへの一歩だろう▼内閣府によると2020年の国内総生産(GDP)は速報値で前年比4・8%減。暦年で11年ぶりのマイナスとなったものの、20年10~12月期では上向いている。さらなる持ち直しが求められている▼日本経済社(東京都中央区、冨田賢社長)による「リゾートビジネス研究会」が同12月に実施した調査で、回答者の79%はコロナ禍が改善または終息すれば国内旅行などの再開を検討したいと考えていることが分かった。55%は海外リゾート旅行の再開意欲があるとしている▼海外旅行の再開意欲を年代別で見ると、20代、30代の順に多く、ともに6割を超えた。国内も両世代の割合が高い。アフターコロナの旅行ニーズを考える上で、若い世代が大きなターゲットになりそうだ▼新型コロナの抑え込みは引き続き重要だが経済活性化を見据えた動きも大事。旅行者が減ったタイミングは観光基盤を整えるチャンスとも言える。需要増を取りこぼすことのないよう、万全の準備を期待したい。
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