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前田建設ら3社/10月に共同持ち株会社へ移行/グループ経営を強力推進  [2021年2月25日1面]

 前田建設と前田道路、前田製作所の3社が10月1日付で新たな経営体制に移行する。同日付で共同持ち株会社を設立し3社が傘下に入る。共同持ち株会社は総合インフラサービスの戦略機能を持ち、一体感を高めながら3社が事業を展開する。共同持ち株会社が東証1部に株式を上場。3社は上場を廃止する。共同持ち株会社の社名や代表者は未定。建設業許可は取得しない。建設請負事業を軸に事業領域の拡大などを目指す。
 3社は24日、経営統合の基本合意書を交換した。共同持ち株会社の取締役は8人、うち4人が社外取締役になる。社外取締役を除いた4人の取締役のうち前田建設は2人、前田道路と前田製作所が各1人を指名する。
 新しい経営体制で建設請負を軸に道路、上下水道、空港、港湾、MICE(国際的なイベント)施設などさまざまなインフラ分野のあらゆる領域で事業を展開。生産性改革に向けたデジタル化戦略を推進しながら技術開発や人材育成などにも引き続き注力する。
 各社が得意分野で強みを発揮してきた人材、顧客基盤といった経営資源を共有し、グループ経営を強力に推進する。シナジー(相乗効果)や業容拡大で収益力のアップを目指す。人材育成でも関係を深める。各社の技術開発・人材開発拠点も連携を深化し、事業拡大につなげていく。
 3社の20年3月期連結決算は▽前田建設=売上高4878億56百万円、営業利益340億45百万円▽前田道路=売上高2378億12百万円、営業利益195億75百万円▽前田製作所=売上高370億46百万円、営業利益18億54百万円。

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