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三井住友建設・近藤重敏次期社長が会見/ESG経営で社会貢献/環境関連に注力  [2021年2月26日1面]

近藤次期社長〈左〉と新井社長

 4月1日付で三井住友建設の新社長に就任する近藤重敏取締役兼専務執行役員が25日に東京都中央区の本社で会見し、「カーボンニュートラルやサステナビリティが企業に求められている。ESG(環境・社会・企業統治)の視点をより取り入れていく」などと抱負を語った。代表権のある会長に就任する新井英雄社長は「近藤次期社長と2人で『ウーブン(織りなす)マネジメント』に取り組んでいく」と述べた。
 近藤次期社長は企業価値や現場力の向上と合わせ、▽ダイバーシティー(多様性)▽DX(デジタルトランスフォーメーション)体制の構築▽社内活力向上のための施策-などを注力分野に掲げた。ダイバーシティーの取り組みでは「当社は建設業の中で多様性に取り組んでいる方だが、世間一般から見ればまだまだな部分もある」と分析。「長時間労働の改善など社員の働きやすさを高める取り組みを進めていく」と意欲を見せた。
 政府が目標に掲げる2050年までのカーボンニュートラル達成を踏まえ、環境関連の取り組みにより力を注ぐ。近藤次期社長は「気候変動への対応が喫緊の課題」と指摘した上で、22年度に始まる3カ年の次期中期経営計画の内容について「環境問題など、社会貢献の色を強く打ち出す必要がある」との見解を示した。
 成長への投資を継続し、事業領域の拡大では「海外のサプライヤーや建築の競争力強化につながる分野の企業など、M&A(企業合併・買収)は幅広く検討していく」と経営戦略の一端を明かした。
 新井社長は「近藤専務執行役員は銀行出身で自分よりも11歳若い。若返りで雰囲気を変えていきたい」と社長交代の理由を説明した。

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