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戸田建設/AIが発破の良否判定/愛知県内のトンネル建設現場で試行導入  [2021年3月10日3面]

 戸田建設ら3社で構成するコンソーシアムは、人工知能(AI)を使った発破良否判定システム「Blast AI(ブラスト・アイ)」を愛知県内のトンネル建設現場に試行導入している。発破後に飛び散った岩塊の3D点群データから発破の良否を判定する。AI学習用データを収集しながら実用性を検証していく。
 ブラスト・アイは、発破後の飛び石形状から発破の良否判定を行う熟練技術者のノウハウを自動化する。国土交通省の「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト(PRISM)」に選定されている。中部地方整備局発注の設楽ダム設楽根羽線1号トンネル工事(愛知県設楽町小松)に試行導入している。
 現場では年度末まで、発破後の3D飛び石形状と熟練技術者の良否判定結果を教師データとして蓄積し、AIに学習させる。目標判定正答率を70%とし、得られた成果や課題を今後の開発にフィードバックしていく予定だ。
 コンソーシアムにはディープラーニング(深層学習)などを駆使したソリューションビジネスを展開するRist(東京都目黒区、藤田亮社長)と、ICT(情報通信技術)システムの開発を手掛ける演算工房(京都市上京区、林稔社長)が参画している。

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