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新日本空調/CO2の局所施肥制御技術を開発/栽培ハウスの空気環境改善  [2021年3月17日3面]

 新日本空調は園芸用植生基盤材の開発と製造、販売を手掛けるアースコンシャス(徳島市、青山恭久社長)と共同で、二酸化炭素(CO2)の局所施肥制御技術を活用した装置「C-BRES(シーブレス)」を開発した。植物の成長に必要なCO2濃度を制御し、少ないCO2で生産する。栽培ハウスで働く人の空気質環境が改善できる。農作業や生育管理を効率化し植物生産に貢献する。
 C-BRESはタッチパネルを搭載した制御盤本体、センサー(温湿度、CO2濃度、照度)、電磁弁、遠隔用ルーターで構成。センサーで計測した環境データを制御盤に集め、タッチパネルに表示する。タブレット端末でもデータが確認でき遠隔監視・制御も可能。クラウドシステムで遠隔地からハウス内の環境を確認し制御内容を変更できる。
 植物の葉裏にCO2を局所供給する。余分なCO2の供給を抑えコスト削減につながる。作業者の環境も改善する。センサーと組み合わせれば施肥時間や間隔が調整できる。ハウス内の生育環境を一定に維持することで、生産性の高い農業を実現する。
 3月に福島県立相馬農業高等学校(南相馬市)に納入した。植物栽培の技術を学ぶ実習ツールとして活用する予定だ。

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