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五洋建設/シンガポール建設大手と資本提携/事業基盤の強化狙う  [2021年3月17日3面]

 五洋建設は、シンガポールに拠点を置く建設関連のエンジニアリング会社「コー・ブラザーズ・エコ・エンジニアリング(KBE)」と資本提携する。KBEが実施する第三者割当増資を引き受け、持ち分法適用関連会社にする契約を15日付で結んだ。五洋建設は約31億円で株式を取得(保有割合約28・8%)。現地企業とタッグを組み事業基盤の強化を狙う。
 株式取得日は5月28日を予定する。取締役1人を派遣する。KBEは1975年の創業。土木・建築工事や水処理・廃水処理プロジェクト、バイオエネルギープロジェクトなどを手掛ける。2020年12月期の連結売上高は147億74百万円。
 同社の子会社である建設会社「コー・ブラザーズ・ビルディング・アンド・シビル・エンジニアリング・コントラクター(KBCE)」は同国でトップクラスの実績を持つ。
 五洋建設は陸上土木に強みを持つKBCEとJVを組み、17年に大深度下水道トンネル(DTSS)2期工事を受注。現在2本の海底トンネル工事を施工している。
 五洋建設は1964年以以来、同国でコンテナターミナル建設などの海洋土木工事、地下鉄や高速道路といった陸上土木工事、ランドマーク施設の建築工事など複数の大型事業に参画してきた。今後も臨海部再開発や海面上昇対策プロジェクトなどの計画がある。現地企業との資本提携で土木分野の事業基盤強化やシナジー(相乗効果)を発揮していく。

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