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東亜建設工業/小型の原位置地盤試験機を開発/高い機動性と操作性を確保  [2021年3月19日3面]

開発した小型の原位置地盤試験機

 東亜建設工業が軟弱地盤の調査から設計、施工までを一括管理する独自技術「ACCESS法」を活用する一環で、小型の原位置地盤試験機=写真=を開発した。キャブオーバー型の乗用車で持ち運びができ、機動性と操作性も高い。ぬかるみなどがある場所でも利用できる。地盤状況を把握する貫入ヘッドにスライド構造を採用。1度の機械設置で複数の試験を可能にする。
 試験機の名称は「TOA-SID-MarkII」。無限軌道を採用しており重量は約600キロと軽く、比較的小規模な現場にも利用できる汎用(はんよう)性の高さが特徴。ぬかるみなど厳しい現場環境下でも優れた機動性を発揮し、一般の貨物自動車でも運搬が可能という。
 同社が受注した公共工事の現場で稼働実験を実施。有効性を確認している。仮設検討時の粘性土厚や地盤強度試験、杭打設の支持層深度把握など多岐にわたる現場作業に適用する考え。
 埋め立てや盛土工事を対象に、同社は軟弱な粘性土地盤の調査・設計から施工までを一貫して管理するACCESS法の普及拡大に努めてきた。ただ適用可能な現場の多くが大型プロジェクトに限られていた。

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