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清水建設/コンクリート手配システムを構築/業務効率化・ミス防止も、東京支店で展開  [2021年3月23日3面]

システムのイメージ

 清水建設は22日、コンクリート工事の手配関連業務の効率化を目的に「コンクリート手配システム」を構築したと発表した。ウェブで同社と協力会社をリアルタイムに結び手配業務を一元化する。先行導入した8現場で動作確認済み。今後は新規着工する東京支店の全新築工事現場に展開する。
 システムを導入した現場では、工事担当者がパソコンやタブレットなどの端末で協力会社の空き状況をリアルタイムに確認し、手配や変更を一括で行う。手配時にコンクリートの数量や配合、ポンプ車の台数、打設人数などを入力すると、関連する協力会社に手配情報が漏れなく通知される。コンクリート打設後は実績集計や支払時の数量査定に使う帳票が出力できる。
 システム導入で手配関連業務の負担が減り、手配ミスの防止にもつながる。同社の試算によると、工事担当者が手配に掛かっていた時間を年間約150時間、20人工近く削減できるという。
 協力会社は手配情報が確実に共有できる。システムの転送機能で2次協力会社にも正確な手配情報が展開できるため、1現場当たりの手配対応が年間約90時間、10人工以上削減できる見込みという。
 コンクリート工事で担当者は関連する協力会社を多く手配する必要がある。手配に当たっては数量や配合などの指示を出したり、施工前に綿密に手配状況などを確認したりする。業務負担が大きく連絡漏れや手配ミスが起こることもあった。

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