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ピーエス三菱/ベトナム・スンマイ社と包括事業提携/PCa部材の供給体制構築  [2021年3月25日3面]

モニターを通じて握手を交わす森社長〈左〉とソン会長

 ピーエス三菱は24日、プレキャスト・プレストレストコンクリート(PCa・PC)の製造や施工を手掛けるベトナムのスンマイ(ハノイ市)と包括的事業提携契約を結んだ。スンマイの子会社が保有する工場を利用し、同国北部で部材の供給体制を構築。土木・建築工事を対象に施工分野の拡大も狙う。
 ピーエス三菱とスンマイの本社をテレビ会議システムで結び、同日に調印式が行われた。スンマイのブイ・カック・ソン会長は「日本のPCa・PC事業のパイオニアと業務提携することができうれしく思う。市場開拓や人材育成、技術力向上につなげたい」と述べた。ピーエス三菱の森拓也社長は「土木、建築を問わず両社の豊富な経験を武器に事業展開を図っていく」と語った。
 両社はPCa・PC事業の製造・建設に関連する営業や技術、設計、人材で連携する。ピーエス三菱はスンマイが持つ豊富な建築関連のノウハウを取り込み建築分野で事業拡大を目指す。同社はベトナム北部で工事を受注した場合、スンマイの子会社・スンマイコンクリート(ハノイ省スンマイ町)の工場を活用。PCa製品の供給体制を構築する。
 ピーエス三菱はベトナムを含め海外事業で主流だった部材製作といった製造業的なスキームから、施工も同時に行うスキームへの転換を目指す考え。
 調印式に出席した蔵本修副社長は「スタート時点は業務提携という形だが、事業が順調に進めば将来的に資本提携の可能性もある」と話す。

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