工事・計画

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神戸市/新港突堤西地区第2突堤再開発/優先交渉者にNTT都市開発ら3者グループ  [2021年3月30日10面]

 神戸市港湾局は、「新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業」の文化集客・観光商業など複合施設の整備・運営を手掛ける事業者を決める公募で、NTT都市開発・スマートバリュー・NTTドコモグループを優先交渉権者に選定した。事業場所は第2突堤(中央区新港町130の2、約3・8ヘクタール)のうち内側全域の約1・9ヘクタール。2グループから提案があり、学識者らで構成する選考委員会が提案内容を審査。同グループの提案を新たなにぎわい拠点として交流人口の増加や地域経済の活性化につながると評価した。
 同グループが提案したのは「世界に誇れる、世界とつながるウオーターフロント“KOBE Smartest Arena”」。ウオーターフロント地区で初となる大規模多目的アリーナをメイン施設とする=完成イメージ。規模はS・RC・SRC造5階建て延べ2万5301平方メートル(建築面積1万0228平方メートル)。アリーナはプロスポーツや音楽興行、MICE(国際的な会議)などに対応可能。関西圏で最大級の1万人超を収容でき、約8000席の固定・稼働席を備える世界水準の最先端アリーナとなる。
 審査講評ではアリーナを中心に歩行者専用のプラザやコリドーを設ける施設計画や、二酸化炭素(CO2)の排出規制などSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが評価された。
 事業者の土地利用形態は50年間の定期借地権設定を予定。21年度に事業提案内容の協議を進めた後、22年度に市と事業者で定期借地契約を結び、土地を引き渡す見通し。24年度の開業を予定している。
 隣接する第1突堤基部では現在、住友不動産らグループが大規模再開発の初弾として文化集客・住棟などの複合施設を整備中。市は両事業の相乗効果でウオーターフロント全体の魅力向上につなげたい考えだ。

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