企業・経営

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21年度スタート/建設各社、オンライン併用し入社式/新たな価値創造を  [2021年4月2日1面]

戸田建設は新型コロナ対策に万全を期し新入社員を歓迎(東京都江東区の同社研修センターで)

三井住友建設は東京都中央区の本社内を7会場に分け、各会場をオンラインでつないで入社式を行った

 2021年度が始まった1日、建設関連各社では多くの新入社員を迎えた。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、ウェブ形式を併用し入社式を開く企業が多かった。コロナ禍で加速するDX(デジタルトランスフォーメーション)などを踏まえ、経営トップの訓示では「新たな価値創造に挑戦する」と変革期をチャンスと捉える姿勢が目立った。若者の柔軟な発想と創造力に期待する声も多かった。=6、7面に各社のトップメッセージ
 戸田建設と三井住友建設は1日付で社長が交代した。戸田建設の大谷清介社長は「誠実さを尽くせば解決できない課題はない。これを胸に刻み社会人の第一歩を踏み出してほしい」と激励した。三井住友建設の近藤重敏社長は「自己の成長のため真面目にコツコツと日々学び続ける習慣をつけてほしい」と呼び掛け、会社の将来を担う人材の着実な成長に期待を込めた。
 「先を読んで計画し実行することを実践してほしい。先々の余裕時間が見え働き方改革にもつながる」と語りかけたのは大林組の蓮輪賢治社長。3カ年の新中期経営計画の初年度となる鹿島の押味至一社長は「習慣や常識にとらわれない新たな目線で仕事に取り組む必要がある」と強調、人材育成により力を注ぐ考えも示した。
 清水建設の井上和幸社長は「建築・土木や理系・文系の垣根を乗り越え共に新たな時代を切り開こう」、大成建設の相川善郎社長も「『地図に残る仕事』のやりがいを存分に味わってほしい」などとメッセージを伝えた。環境問題の取り組みやDXなど変化への対応が求められる中、竹中工務店の佐々木正人社長は「常にチャレンジする革新への意識を持ち、創造的な人間に育ってほしい」と呼び掛けた。
 22年に創業100周年を迎えるオオバの辻本茂社長は「次の100年を支えるのは自分たちだ」と活躍に期待。今年90周年を迎える松田平田設計の江本正和社長も「組織力で個人能力の限界を超えようと運営されてきた歴史がある。ぜひDNAを受け継いでほしい」と話した。

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