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鉄建建設/あと施工スリットによる耐震工法で追加評定取得/壁への適用可能に  [2021年4月5日3面]

水平スリットの施工

 鉄建建設は既存建物の耐震性能を高めるあと施工スリット工法の「AWAT工法」で、一般評定をベターリビングから追加取得した。従来の鉛直部分スリットに加え水平部分スリットの評価法を追加。評定取得で壁への適用が可能になる。同社は工法の採用範囲が広がり、需要拡大につながると見ている。
 AWAT工法は非構造壁と柱との間にスリットを設け、構造的に縁切りをすることで柱の変形性能を高める。エフアイティー(東京都墨田区、篠原友徳社長)と共同開発した。
 水の代わりに泡溶液を使い、切断泡を製造してウオールソーとコアドリルで切断・穿孔し、壁に部分スリットを形成する。水を使う場合と比較して10分の1の量の泡溶液で施工できるため、内部への漏水が防止できる。切断汚泥の排出も少なく、騒音や振動、粉じんが低減できる。サッシを取り換えずにスリットが形成できるため、施工コストや居住者への負担が大幅に減らせる。
 これまで腰壁とたれ壁、袖壁で鉛直部分スリットの評価法を確立し、耐震改修設計に活用していた。一般評定の追加取得で壁にも適用できるようになる。

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