工事・計画

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ウィンド・パワー・グループら/鹿島港沖洋上風力、24年度着工へ/出力16万kW  [2021年4月6日4面]

 ウィンド・パワー・グループ(茨城県神栖市、小松崎衛代表取締役)と東京ガス、日本風力エネルギー(東京都港区、ニティン・アプテ代表取締役)の3社は5日、茨城・鹿島港沖で計画する出力約16万キロワットの洋上風力発電について、2024年度の着工を目指すと発表した。3社出資のウィンド・パワー・エナジーが事業を進めており、現在計画段階環境配慮書の縦覧が行われている。
 鹿島港は茨城県の鹿嶋、神栖両市にまたがる。「鹿島港洋上風力発電事業」として、同港の港湾区域に設定された680ヘクタールの「再生可能エネルギー源を利活用する区域」に、着床式の19基を設置する。発電容量は約7万世帯の年間消費量に相当する約16万キロワット。計画段階環境配慮書によると、風車の出力は1基当たり0・84万~1・4万キロワットを計画。最大規模となる1・4万キロワットの風車はローター直径が222メートル、海面からの高さは最大266メートルとなる。風車の設置範囲の詳細、海底ケーブルの配置、陸揚げ地点、敷設方法などは検討中。
 3社は、約20年にわたるウィンド・パワー・グループの陸上・洋上風力発電のノウハウ、東京ガスのエネルギー供給の実績、日本風力エネルギーは国内外で風力発電事業を手掛ける親会社のヴィーナ・エナジーの建設・管理の実績も生かし、連携して事業を推進する。小松崎代表取締役は「洋上風力のトップランナーとして、脱炭素社会の実現に貢献する」と意気込みを示す。東京ガスは国内外で30年までに500万キロワットの再生可能エネルギー電源を扱う方針で、内田高史社長は「地域に寄り添いながら積極的に取り組む」としている。

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