工事・計画

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福島県会津若松市/市庁舎整備実施設計技術協力・調査業務プロポ公告/ECI方式  [2021年4月6日8面]

福島県会津若松市の新庁舎完成予想

 福島県会津若松市は5日、市役所本庁舎建て替え事業の一環で「市庁舎整備実施設計技術協力及び調査業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。施工予定者が設計を支援するECI方式を採用。プロポーザルへの参加は23日正午までに応募申し込みに当たる1次審査書類、6月2日正午までに技術提案に当たる2次審査書類を受け付ける。プレゼンテーション審査などを経て7月上旬に最優秀提案者を選定し、契約する予定だ。
 プロポーザル手続きでは、1次審査時点で応募を単体企業に限定。その際、地域要件は設けず、直近の経営事項審査で建築一式工事の総合評定値が1500点以上あり、国や地方自治体などが発注した延べ8000平方メートル以上の新築・改築工事を受注した実績などを求める。
 1次審査を通過した単体企業に対しては、会津若松市内に本店を置く建設会社1~2者とJVを組成してから2次審査に応募することを条件とする。
 ECI方式を採用する今回の委託業務では、標準的に施工予定者に求める実施設計への技術協力に加え、建設地の地質調査や一部保存する旧庁舎の構造調査なども委託する。履行期間は2022年10月31日まで。委託費の提案上限額は2523万0700円(税込み)、工事費の提案上限額は53億9880万円(同)に設定している。
 新庁舎は現庁舎がある敷地(東栄町3の46、敷地面積6315平方メートル)に建設する。併せて1937年に建てられた旧館(RC造3階一部4階建て延べ2450平方メートル)の一部を保存し、新庁舎と接続する。
 梓設計・白井設計JVに委託した基本設計によると、新庁舎の構造と規模はRC一部S造(免震構造)7階建て延べ約1万3723平方メートル。低層部は近世の洋風建築様式を取り入れた旧館のデザインを継承し、縦強調の外壁や開口部で構成する。高層部は透明感のあるファサードにした。
 市は引き続き実施設計も梓設計・白井設計JVに委託し、22年10月までに完了する予定。その後、22年度中に今回のプロポーザルで選定する施工予定者との価格交渉が成立すれば工事の請負契約も結ぶ。最終的に24年度末の竣工、25年度の供用開始を目指す。
 市は事業全体のCM(コンストラクションマネジメント)を三菱地所設計に委託している。

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