工事・計画

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横浜市/花博アセス配慮書公表/27年3~9月に開催、1500万人以上の来場想定  [2021年4月6日5面]

 横浜市は5日に「(仮称)横浜国際園芸博覧会に係る計画段階配慮書」の縦覧を開始した。会場は旭、瀬谷両区にまたがる旧上瀬谷通信施設。会期は2027年3~9月を予定する。敷地面積は会場区域が約80ヘクタール、駐車場区域とバスターミナルは約20ヘクタールを計画する。開催組織は21年度に設立予定の(仮称)博覧会協会。総来場者数は1500万人以上を想定している。21~23年度で基本計画作成や博覧会国際事務局(BIE)の認定申請手続きを進める。工事は24年度頃の開始を想定している。
 国土交通、農林水産両省が3月5日に都内で「横浜国際園芸博覧会(花博)具体化検討会」を開いた。市の計画案を「SDGs(持続可能な開発目標)の推進、世界的な環境変化を踏まえた国の施策の加速化に重要な博覧会」と位置付けた。6月をめどに政府の計画案をBIEへ示し、認定協議に入る方針だ。
 花博の会場は上瀬谷通信施設の南側敷地約100ヘクタール。約80ヘクタールを施設整備に利用する。これまでの施設計画では建物は延べ約1万平方メートルのメイン展示施設以外に、6棟総延べ約1万8000~2万4000平方メートルの民間展示施設、延べ約1万6000平方メートルの飲食物販施設などを想定している。施設は会期終了後も地域に根差した資産になるようデザインを検討する。
 会場整備では「(仮称)旧上瀬谷通信施設地区土地区画整理事業」(着工22年度)と「(仮称)旧上瀬谷通信施設公園整備事業」(23年度)が先行する。博覧会事業は24年度の着工を目指す。博覧会終了後に仮設施設は速やかに撤去する。
 会場へのアクセスは相模鉄道本線瀬谷駅と結ぶ新交通システムを整備する。会期終了後の敷地は北側に物流施設を誘致。公園や観光にぎわい機能、農業区域などとしても再整備する。
 会場建設費は国や自治体、民間の負担を想定。負担割合は調整する。総来場者の目標は約1500万人。約357億円の収益を見込み運営費に充てる計画だ。

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