工事・計画

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

北海道上富良野町/町立病院改築基本計画策定/DB、CM方式採用  [2021年4月9日6面]

 北海道上富良野町は、施設の老朽化が進む町立病院の改築に向け「町立病院改築基本計画」を策定した。新病院は延べ5400平方メートルの規模で、概算事業費に37億円を試算。整備手法は設計・施工一括(DB)方式とし、CM(コンストラクションマネジメント)方式も活用する。2021年度は基本計画に引き続き長大で基本設計を進める。
 現町立病院(大町3丁目)はRC造2階建て延べ3717平方メートルの規模で、1979年12月に完成した。一般病床44床、介護療養型老健28床の計72床で、内科、外科、循環器内科、血液腫瘍外来、肝臓外来、救急科の診療体制。
 施設や設備の老朽化とともに、現在はスプリンクラーが未設置のため、改正消防法施行令が定める25年6月30日までのスプリンクラー設置義務への対応を視野に改築する。
 建設地は現病院敷地内で、新病院はRC造3階建て延べ約5400平方メートルの規模を想定。駐車場は患者用90台、職員用48台を計画している。現在の診療科目を基本に医療水準を維持し、地域医療の確保に努めるとともに、救急医療体制の維持を図る。病床数は一般病床30床、介護療養型老健40床の計70床を計画し、1階は外来・救急診察室、薬局など、2階は手術室や一般病床、3階は介護医療院とする。
 整備手法は、全体スケジュールの短縮や建設コストの縮減などを考慮し、基本設計に基づいて実施設計と施工を一括発注するDB方式を採用。また第三者である建設コンサルタントが発注者の側に立ち、発注・設計・施工の各段階でマネジメントするCM方式も採用する。
 事業費は今後の設計で詰めるが、標準的な単価で算出した現時点の概算事業費は37億円(備品費除く)を見込む。本年度内に基本設計、22年度に実施設計・建設工事を発注し、25年3月の竣工、同6月の開院を目指す。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。