工事・計画

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東京建物とHPL/大阪市北区に超高層複合タワー/設計は日建設計、施工は竹中工務店  [2021年4月9日12面]

完成模型と野村社長

 東京建物は8日、大阪市北区堂島で高級ホテルとマンションが一体化した超高層複合タワー「ONE DOJIMA PROJECT」の開発に着手したと発表した。シンガポールの不動産会社「ホテルプロパティーズ(HPL)」との共同事業。カナダに本拠を置く高級ホテル「フォーシーズンズホテル」が大阪に初進出する。建物全体の設計は日建設計、施工は竹中工務店が担当。インテリアは国内外のデザイナーが参画する。
 両社が開発するのは、電通大阪ビルの跡地。敷地は4828平方メートル。大阪で初めてホテルなど宿泊施設の整備を対象にした容積率緩和制度が適用され、市による特定街区の都市計画決定を受けた。規模はRC造地下1階地上49階建て延べ8万2566平方メートル。高さは195メートル。「旅とアート」をコンセプトに複合ビルを建設する。昨年8月に着工し、2024年の竣工を予定する。
 ホテルフロアは1~2階と28~37階。客室は178室。ジムなどを備えた温浴施設やレストラン、カフェ・バー、バンケットなどを備える。同ホテルは国内に東京と京都の3カ所あり、沖縄で24年の開業に向けて建設が進む。
 マンションは1~27階と38~49階。総戸数は466戸。東京建物の「Brillia(ブリリア)」シリーズで、専有面積は30平方メートル台~230平方メートル台。天井高は最高4メートルとゆとりの空間を実現する。最上階にはラウンジやパーティールームを設ける。コンシェルジュや警備員を配置した24時間有人の管理サービスを提供する。共有部には50点を超えるアート作品を展示する。
 東京建物の野村均社長は「ONEには住宅とホテル、旅とアート、大阪と世界などさまざまな要素を一つにする唯一無二の物件の願いを込めた」と話した。

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