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鹿島/粉じん飛散防止材開発/土壌皮膜で土ぼこり抑制、微生物分解で元の状態に  [2021年4月9日1面]

形成された土壌被膜

 土ぼこりをシャットアウト--。鹿島が生分解性と耐候性を兼ね備えた液体状の粉じん飛散防止材を開発した。土に散布すると翌日には表土部分が融着融合して固い膜を形成する。紫外線や降雨、強風などへの耐候性に優れ約半年間効果が持続する。水生生物に対する安全性は確認済み。現場周辺環境への影響を低減できる。土壌微生物が防止材を分解するため、時間が経過すると通常の土に戻る。価格は既製品と同程度。代理店を通じて販売している。
 開発した「MAK(マク)フォーマー.20」の原料には、ポリ酢酸ビニールや安定化材など安全な材料を使用している。液体と粉体になっており水を加えてかき混ぜ、エンジンポンプを使いホースで散布する。
 千葉県市川市の工事に適用し有効性を確認した。土壌被膜の形成で約5カ月の試験期間に粉じん飛散量が基準値を大きく下回ったという
 今後はのり面の侵食防止や種子吹き付けによるのり面緑化工事など、より広い用途で活用を目指す。

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