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清水建設ら/BIMデータ上での建築確認事前協議を実施/病院建築に初適用  [2021年4月19日3面]

新システムによる建築確認申請の流れ

 清水建設と日本建築センター(橋本公博理事長)は、BIMデータと法適合判定プログラムを使った建築確認の事前協議を実施した。両者は、2020年に設計者が申請図書として提出するBIMモデルの法適合をコンピューターで審査する建築確認システムを開発しており、システムを活用して実施した。
 このほど本申請を経て建築センターから確認済証が交付された。清水建設によると、BIMデータと法適合判定プログラムによる建築確認の事前協議は業界初という。将来的には建設業界全体への普及も視野に入れる。
 清水建設が設計・施工を受注している三愛会総合病院(埼玉県三郷市)にシステムを初適用した。工期は3月~22年9月。20年2月の設計着手後、同10月から新システムで建築確認を開始した。
 事前協議では、建築センターの確認を得ている建築基準法関連情報を持つファミリ(部材の形状情報と属性情報)から清水建設がBIMデータを作成。クラウドサーバーで建築センターと共有した。法適合判定プログラムと、BIMデータの構造計算や面積計算に使うため必要機能を付加した市販ソフトなどを事前協議に活用し、BIMデータ上で事前協議を実施した。
 開発したシステムの法適合判定プログラムでは、ファミリの属性情報から法適合を判定。結果は3Dビジュアルで表示され、設計者、審査者も手軽に操作できる。BIMモデルの法適合自動判定プログラムを使うことで、確認業務の効率が高まりミスも防げる。確認にかかる期間も大幅に短縮できるという。

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