工事・計画

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横浜港HR協会/山下ふ頭(中区)再開発案公表/ウィズコロナ見据え新たに3提案  [2021年4月22日5面]

展示場・物流・ホテル・コンサート会場など複合施設の提案

ラストワンマイルを変える横浜ハーバーロジシティの提案

安心できる食と住のあるサステナビレッジの提案

 山下ふ頭(横浜市中区)の事業者らで組織する横浜港ハーバーリゾート協会(YHR、藤木幸夫会長)は、山下ふ頭の再開発案を新たに3案公表した。いずれもカジノ抜きの提案。YHRは引き続きカジノ抜きの再開発実現を目指す方針。2019年7月に再開発案を公表しているが、新型コロナウイルスの流行を踏まえ、ウィズコロナとアフターコロナを見据えた案をまとめた。
 開発の基本的な考え方として「健全性」「子孫への遺産」「経済活性化」を掲げる。山下ふ頭に整備不可欠な施設として▽国際展示場▽コンサート会場▽新物流施設▽給食センター▽植物工場▽ワクチンなど医療品配給センターを挙げた。必要施設として▽ディズニー施設▽滞在型ホテル▽水素エネルギーセンター-も加えた。
 新たな提案は▽展示場・物流・ホテル・コンサート会場など複合施設▽ラストワンマイルを変える横浜ハーバーロジシティ▽安心できる食と住のあるサステナビレッジ-の3案。首都圏の物流施設需要を見込み物流機能を最大限生かした提案や、植物工場や教育機能を配置した職住近接の持続可能な街づくりなどを提案している。
 藤木会長は「IR(統合型リゾート)の日本進出を推進した米トランプ大統領は退陣し、ラスベガスサンズとウィン・リゾーツも撤退を表明した。市民の反対を押し切ってIRを導入する意味はあるのか」と話した。
 YHRは横浜市が推進する山下ふ頭へのカジノを含むIR誘致に反対する活動を展開している。市がまとめた計画の対案として、展示面積が25ヘクタールに達する国内最大規模のMICE(国際的なイベント)施設などを核とするハーバーリゾートの整備を提案。新型コロナの流行で国内外の状況が変わったため、3密回避などに配慮した案を策定した。

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