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西松建設、佐賀市/廃油からバイオディーゼル燃料製造へ/共同研究開始  [2021年4月27日3面]

廃食用油リサイクルのイメージ

 西松建設と佐賀市は26日、家庭や事業所などから回収した廃食用油を、建設機械などに使う高品質バイオディーゼル燃料に活用する共同研究を開始したと発表した。2021年度中に廃油から製造したバイオディーゼル燃料の製造安定性や品質の安定性を確認する。24年度ころには佐賀県内で廃油を燃料として再利用するビジネスモデルの確立を目指す。
 共同研究は市が佐賀市清掃工場内に設置した「次世代型バイオディーゼル燃料製造プラント」で行う。1月にプラントでバイオディーゼル燃料を試験製造した。JIS規格値を満たし、軽油と同品質であることを確認した。今後は実用化に向けて製造収率、製造コストを検討する。建機や市営バスの燃料への適合性実証実験も行う。
 西松建設は脱炭素社会の実現を目的に「2030年度二酸化炭素(CO2)排出量ネットゼロ」を目標に掲げ、カーボンニュートラル燃料であるバイオディーゼルの建機への導入を進めている。品質の安定性や潤滑性などに課題があることから、より付加価値のある次世代バイオディーゼル燃料の実用化に向けた研究開発を進めていた。
 佐賀市は資源を有効活用しながら、企業と協働して資源を融通し合うネットワークづくりに取り組んでいる。

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