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九州整備局/八代復興事務所開所(熊本県八代市)/球磨川流域の復旧・復興加速へ  [2021年4月27日11面]

事務所看板を設置する村山一弥局長〈左〉と徳田浩一郎所長

 2020年7月豪雨で被災した球磨川流域の河川と道路の災害復旧事業の加速化に向け九州地方整備局が設置した「八代復興事務所」の開所式が24日、熊本県八代市で行われた。これまでの八代復興出張所から6課、職員53人の新たな専従組織に体制を強化し、事業を強力に推進する。式では関係者が事務所の看板を除幕し、開所を祝うとともに被災地域の早期の復旧・復興を誓った。
 式典の冒頭、村山一弥九州整備局長は「事務所一丸となり災害復旧事業に当たる。引き続き地域の皆さまと共に全力で復旧に取り組む」と式辞を述べた。
 蒲島郁夫熊本県知事は「災害復旧が加速し、県南地域の復興のスピードがアップすると大いに期待している」とあいさつした。中村博生八代市長は「事務所の開所を大変心強く感じている」と話した。
 事業計画説明で徳田浩一郎所長は「地域の声を聞きつつ、復興まちづくりや球磨川流域治水プロジェクトと連携して復旧を進める」と決意表明した。
 事務所所在地はJR新八代駅近隣の八代市上日置町。
 河川事業では球磨川中流部と権限代行で行う中流部に注ぐ9支川の災害復旧を実施する。支川は21年度の出水期までに堆積土砂や流木の撤去を完了する予定。球磨川の直轄管理区間は八代河川国道事務所と協力して21年度の出水期までに約70万立方メートルの土砂を掘削し、22年度内に護岸などの被災施設の復旧完了を目指す。
 道路事業は道路法改正を受け国の権限代行による県道などの災害復旧事業が初めて適用された。対象区間は橋梁10橋を含む球磨川沿いの国道219号などの両岸道路延長約100キロ。20年9月の西瀬橋に次いで、鎌瀬橋、坂本橋、相良橋の3橋を5月末までに仮橋により復旧する予定だ。

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