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東北整備局/東北中央道霊山~伊達桑折ICが開通/相馬福島道路が全線開通  [2021年4月27日6面]

関係者によるテープカット

あいさつする赤羽国交相

 東北地方整備局が2014年度から建設してきた東北中央自動車道の霊山IC(福島県伊達市)~伊達桑折IC(福島県桑折町、延長10・2キロ)が24日に開通した。これに伴い、同区間を含め東日本大震災の復興支援道路に位置付けられる「相馬福島道路」(福島県相馬市~桑折町、延長45キロ)が全線開通した。
 東北整備局は同日、開通前に伊達桑折IC内で開通式典を県や伊達市と共催した。赤羽一嘉国土交通相や内堀雅雄福島県知事、須田博行伊達市長、来賓の平沢勝栄復興相ら約50人の関係者が出席し、テープカットやくす玉開きなどを行って開通を祝った。
 席上、赤羽国交相は「震災から10年という節目の年に復興支援道路全線開通の日を迎えられ万感の思いだ。復興まちづくりを力強く後押しすると期待する」とあいさつ。13年5月の事業化から約8年とかつてないスピードで開通したことについて関係者に感謝の意を表した。
 内堀知事は「南東北の広域的な連携や交流の基幹となる道路だ。地域産業の活性化や災害時の緊急輸送機能の強化など、本県の復興と地方創生をけん引すると確信している」と期待を込めた。
 平沢復興相は「沿岸部と内陸部のアクセスが強化され、観光や物流などさまざまな面でプラス効果がある。今後、福島への帰還・移住を促進し、被災地の復興創生を力強くけん引する中心的存在になることを期待する」と祝辞を述べた。
 式典後は完成した道路で関係者らによる走り初めも行われた。同日午後3時30分から一般車両が通行を始めた。
 相馬福島道路は常磐自動車道と東北自動車道を結ぶ無料の自動車専用道路。相馬、伊達両市中心部の所要時間は約20分間短縮される。地域基幹産業の活性化や物流の効率化、より迅速で安定した救急搬送の展開を見込む。
 岩手県内で供用している2路線(宮古盛岡横断道路、東北横断自動車道釜石秋田線)も含め、国が整備を主導してきた復興支援道路は相馬福島道路の開通によって3路線全てが開通した。
 宮城県が復興支援道路として整備中の「みやぎ県北高速幹線道路」(栗原市~登米市、延長24キロ)は21年度の全線開通を予定している。

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