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日建連/定時総会・理事会開く/新会長に宮本洋一氏就任、総力挙げ課題に対応  [2021年4月30日1面]

宮本新会長

押味新土木本部長

蓮輪新建築本部長

 日本建設業連合会(日建連)は、28日に東京都内で定時総会と理事会を開き、任期満了で山内隆司会長(大成建設代表取締役会長)が退任し、副会長土木本部長を務めていた宮本洋一清水建設代表取締役会長が新会長に就く人事を正式決定した。発足10年の節目に新体制へ移行。直面するコロナ禍の難局を乗り越え会員の総力を結集し事業活動を推進していく。=2面に関連記事
 役員改選では宮本新会長が、土木本部長に押味至一副会長(鹿島社長)、建築本部長に蓮輪賢治副会長(大林組社長)を指名した。事業活動を支える6本部、8委員会でトップが交代する。2期4年務めた山内会長は相談役に就いた。
 新体制は、山内前会長がけん引してきた建設キャリアアップシステム(CCUS)普及や働き方改革などに加え、「デジタル」「グリーン」といった新たな課題と向き合う。
 総会で報告された2021年度の事業計画によると、CCUSの普及促進と週休2日の実現など働き方改革の推進を重点事業に位置付けた。
 副会長CCUS推進本部長に就任した井上和幸清水建設社長がCCUSの普及促進に向けた取り組み強化、週休二日推進本部長に就いた副会長の相川善郎大成建設社長は週休2日実現に向けた協力を要請する文書を同日付で会員企業に発出した。
 各本部、委員会活動は235項目で5項目が新規事業。主な新規事業では、ニューノーマル(新常態)に対応した現場や働き方の構築に向けた検討を始める。人的接触を減らし、生産性向上を図る対策として、BIM/CIMやAR(拡張現実)、ロボットなどによるリモート化と自動化、標準化(モジュール化)を推進。業界共通の建設生産システムを構築し、新たなビジネスモデルとして展開していく。50年までのカーボンニュートラル実現に向け、業界として取り組むべき方策を検討する。
 新型コロナウイルスの流行を踏まえ、定時総会、理事会とも会場内の感染防止対策を徹底した。オンライン参加も呼び掛けた。

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