工事・計画

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兵庫県、三木市/新産業団地整備/ひょうご情報公園都市次期工区、24年度着工めざす  [2021年5月7日8面]

 兵庫県企業庁は、三木市と共同で整備を計画している新産業団地について、2024年度の着工を目指し手続きを進めたい意向だ。場所は山陽自動車道三木JCT~三木東IC間の北側一帯の山林(志染町大谷ほか)。想定する開発面積は最大約100ヘクタールに及ぶ=写真。同自動車道を挟んで南側に整備済みの「ひょうご情報公園都市」の次期工区となる。21年度は県が造成基本設計と調査、申請手続きなど、市がアクセス道路の予備設計をそれぞれ進める。同年度末までに開発区域や造成計画を詳細化したい考えだ。
 ひょうご情報公園都市は、高速道路のアクセス性を生かした流通・ものづくり関連企業などの集積拠点として第1工区が開発され、03年に分譲を開始。ニーズの高まりを受け用地を拡張、15年までに全区画の分譲を完了していた。
 県内への進出を希望する企業のニーズが依然高いことから、21年度は次期工区の開発に向けて県と市で検討・調整を進める。新たな開発用地ではサプライチェーン(供給網)の構築などポスト・コロナを見据えた次世代型産業の集積を想定している。
 開発検討対象の区域は、県が先行取得していた県有地。開発に当たって県と市で役割を分担し、県は用地開発に伴う手続きと造成、分譲などを担う。21年度に基本設計を進め、具体的な開発区域・面積と大まかな区画、造成計画を確定、概算事業費を算出する。
 造成で生じる掘削土砂は場外に搬出せず、場内バランスで切り土・盛り土工を行う。区域内には調整池を複数箇所に整備する。
 市はアクセス道路と区域内の道路舗装など、インフラ整備を担当。21年度はアクセス道路整備に関する地形測量と地質調査、予備設計を進める。アクセス道路は渋滞緩和を考慮し、西側の三木東IC付近から延長約2・1キロで整備する予定。
 県企業庁によると、基本設計などを終えた後、22年度以降に開発協議に向けた手続きを本格化したい考え。順調にいけば、24年度の着工を経て、26年度に分譲開始する見通しだ。

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