工事・計画

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大阪市/長居障がい者スポーツセンター(東住吉区)/21年度に施設整備の方向性  [2021年5月11日8面]

長居障がい者スポーツセンター(大阪市東住吉区)

 大阪市は長居公園にある「長居障がい者スポーツセンター」(東住吉区)=写真=の在り方について検討を進めている。開設から46年が経過し、障害者の利用目的が多様化するとともに、建物の躯体や設備の劣化が進んでおり、将来に必要な機能や規模を検討した上で、2021年度にも障害者のニーズに合った施設整備の方向性を出す考えだ。
 現施設は本館(1974年5月開設)と別館(81年7月開設)で構成し、規模はS・RC造2階建て一部平屋延べ8503平方メートル。敷地は1万3273平方メートル。館内にはバスケットボールやバレーボールができる体育室や温水プール(25メートル6コース)、トレーニング室、卓球室、ボウリング室(4レーン)、小体育室などを備え、会議室や和室(2室)もある。アーチェリー場など多目的に使える屋外運動場も整備している。
 老朽化が著しく、これまで外壁の部分補修や屋上防水シートの改修などで対応してきたが、大雨時には雨漏りが絶えず、19年度に建物躯体の劣化度調査を実施した。その結果、耐力度やコンクリートの圧縮強度などが一部で基準を下回ることが判明。現状を改善するための事業費は大規模なリニューアルが35億円程度、建て替えは50億~80億円程度が見込まれるとしている。
 一方、学識者や障害者スポーツ団体の関係者、施設利用者らで構成する在り方検討会議からは、ダンスや体操など小規模利用に対応したスタジオやプールのコース増設、介助がしやすい更衣室が必要などさまざまな意見が出ており、市では利用者の増加やニーズの多様化などを踏まえ、施設整備の方針を決める考えだ。民間のノウハウを生かした整備手法も検討する。

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