工事・計画

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

九州整備局/亀割峠防災(鹿児島県霧島市)に着手/現道西側にトンネルなど整備  [2021年5月12日9面]

 九州地方整備局は「国道220号亀割峠防災」(鹿児島県霧島市福山町福山~国分敷根、延長約2・3キロ)に2021年度に新規事業着手する。土砂災害時の通行止めの解消に向け、現道の西側の山間部をトンネルなどで抜ける2車線の新たな道路を整備する。全体事業費は約130億円を見込む。
 国道220号亀割峠付近一帯は大規模な土砂流出の危険性があるシラスや風化岩などからなる急斜面が広がっている。1993年8月には大規模斜面崩壊が発生しおよそ4日間の全面通行止めが発生した。近年、局地的な短時間集中豪雨が発生し抜本的な対策が必要となっているため、事業着手する。所管は鹿児島国道事務所。
 主要構造物としては事業区間のほぼ中央部にトンネルを計画。起点側の海沿いの区間は橋梁を予定している。構造物の延長は今後実施する地質調査などの結果を踏まえ設計段階で決めるとしている。21年度は1億円の事業費で調査設計に着手する。
 同区間が完成すれば土砂災害時の通行止めによる孤立集落の回避や物流の定時性・速達性の確保、災害時の避難・支援物資の緊急輸送道路の確保などが図られるとともに、信頼性の高い道路ネットワークが形成される。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。