工事・計画

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東北整備局/105号大覚野峠に新ルート建設/トンネル4本と6橋で構成  [2021年5月13日6面]

 東北地方整備局は2021年度、新規の直轄事業として「国道105号大覚野峠防災」に着手する。雪崩や地滑りが頻発している山岳地帯の秋田県仙北市~北秋田市区間を対象に、現道区間に並行する形でトンネル4本と橋梁6橋で構成する新ルート(計画延長5・7キロ)を建設する。21年度予算には調査費として1億円を計上。近く長大トンネルを整備するための地質調査や、区間全体のルート確定に向けた予備設計を発注する。
 新ルートは大部分を現道の南側で整備。トンネル4本と橋梁6橋でほぼ構成する。仙北市側から順に▽1号橋(延長20メートル)▽2号橋(30メートル)▽1号トンネル(910メートル)▽3号橋(30メートル)▽2号トンネル(2790メートル)▽4号橋(50メートル)▽3号トンネル(740メートル)▽5号橋(40メートル)▽4号トンネル(730メートル)▽6号橋(40メートル)-をそれぞれ整備する計画だ。
 東北整備局は初弾として長大トンネル1本を含む1~2号トンネルの掘削工事に向けた地質調査に着手。11日に「大覚野峠地区1号トンネル地質調査業務」と「同2号トンネル地質調査業務」の一般競争入札を公告した。いずれも総合評価方式を採用。参加申請を6月1日まで受け付ける。入札書と技術提案書は同18日に締め切り、同21日に開札する。
 履行場所は、1号トンネルが仙北市西木町上桧木内、2号トンネルが西木町上桧木内~北秋田市阿仁比立内。いずれもボーリング調査やサウンディング・原位置試験、総合解析、物理探査を行う。履行期限は1号トンネルが12月10日、2号トンネルが同24日。
 東北整備局は近く区間全体のルートを確定するための予備設計も委託。6月までに簡易公募型プロポーザルを公告する。
 22年度以降は事業の進捗(しんちょく)に応じ、用地買収や道路構造物(トンネル・橋梁)の設計を段階的に進める予定。総事業費や着工予定、完成目標の時期は未定という。

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