工事・計画

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京急電鉄/油壺マリンパーク閉館で再開発検討/三浦半島の滞在拠点再整備など加速  [2021年5月14日4面]

ふふ城ケ島の建設予定地

 京浜急行電鉄は、神奈川県の三浦半島で展開しているエリアマネジメントを加速する。老朽化した油壺マリンパーク(三浦市三崎町小網代1082)を9月末で閉館し、大手デベロッパーと共同で跡地を開発する。新たな施設は2025年度に開業する予定。20年5月に閉館した城ケ島京急ホテル(三浦市三崎町城ケ島693)はヒューリックと共同で、高級温泉旅館「ふふ城ケ島」(仮称)として24年度のリニューアルオープンを目指す。
 同社は21年度からスタートした中期経営計画で「都市近郊リゾートみうらの創生」を重点施策の一つに掲げ、三浦半島でのエリアマネジメント活動を強化する方針を明らかにした。
 京急油壺マリンパークは1968年、京急電鉄創立70周年の記念事業として開業した。開業当時、東洋一といわれた大回遊水槽など世界的規模の水族館として人気を集めた。施設の老朽化で維持管理が困難と判断し、9月30日に閉館することを決めた。水族館は閉館するが、隣接するホテル京急油壺観潮荘は営業を継続する。解体後の跡地は大手デベロッパーと共同で滞在拠点の一体的開発を検討する方針だ。デベロッパーは選定協議中。
 城ケ島京急ホテルは、ヒューリックと共同で高級温泉旅館「ふふ城ケ島」(仮称)として生まれ変わる。両社は12日、開業に向けた基本協定を締結した。開業は24年度を予定する。施設規模などは未定だが既存施設は解体する見通しだ。
 横須賀市の長井海の手公園ソレイユの丘(横須賀市長井4)では、公園を再整備し管理運営するエリアマネジメント横須賀共同事業体グループ(代表企業・日比谷花壇)に参画している。宿泊できるグランピング施設や大型アスレチック施設、飲食施設などを整備。23年4月のリニューアルオープンを目指す。
 三浦海岸エリアの京急沿線では、地域活性化に向けた多世代共生街づくりを検討している。今後は三浦海岸エリアを中心に分譲マンション、介護・医療と連携した高齢者向け住宅などの事業化を目指す。

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