工事・計画

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世界貿易センタービルら/浜松町二丁目4地区開発(東京都港区)/施設規模拡大へ  [2021年5月20日4面]

建て替えが本格化する世界貿易センタービル本館(3月撮影)

 世界貿易センタービルディング(東京都港区、宮崎親男社長)らは、東京都港区で計画する「浜松町二丁目4地区」開発の事業規模を変更する。周辺で活発化する開発事業の動向や観光拠点の構築などをにらみビルの機能配置を再検討。約200メートルだった超高層ビルの高さを約235メートルにする方針だ。
 同地区(浜松町2、区域面積約3・2ヘクタール)は、2013年3月に都の都市再生特別地区としての都市計画決定を受けた。A、Bの2街区に分かれている。B街区(約0・9ヘクタール)には、日本生命保険と大林組が複合ビル「日本生命浜松町クレアタワー」を18年8月に完成させた。B街区南側の「C地区」(約0・7ヘクタール)は、組合施行の再開発事業に伴うビルの建設が進む。
 A街区(約2・3ヘクタール)内の「世界貿易センタービル本館」の跡地に建設予定の「A-1」「A-2」の2棟が、見直しの対象となる。12年の都市計画提案時点では、ビルの最高高さは約200メートルだった。A-1棟にオフィスのほか観光の拠点機能を担うホテルを設けたりするなどで、高さを増やす予定だ。
 A-2棟には商業施設やバスターミナル、次世代モビリティーの乗降場などを配置。緑化面積を拡大して環境負荷の低減にも取り組む。8月にも既存の解体工事に入る。26年度にA-1、2棟が竣工。29年の街区全体完成を目指す。
 同街区初弾の工事として、区域南側に複合ビル「世界貿易センタービルディング南館」が3月に竣工した。建築主は世界貿易センタービルディングら5社。基本設計を日建設計、実施設計・施工を鹿島が手掛けた。地下3階地上39階建て塔屋2階延べ9万5239平方メートルの規模。主用途のオフィスに加え、商業施設などを設けた。

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