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クリーンいわて事業団/産業廃棄物最終処分場が起工/施工は大成建設JV  [2021年5月21日6面]

最終処分場の完成予想図

(左から)中居理事長、達増知事、田村市長による鍬入れ

西岡支店長による鋤入れ

 産業廃棄物の処理を手掛けるクリーンいわて事業団(岩手県奥州市、中居哲弥理事長)は19日、岩手県八幡平市で「公共関与型産業廃棄物最終処分場」の建設工事に着手した。全体で約183万立方メートルの受け入れ容量を持つ埋め立て地を3期に分けて整備。今回は1期工事として全体の埋め立て予定地を造成した後、容量61万立方メートルの埋め立て地を整備する。2024年度の供用開始を目指す。
 1期工事の設計は八千代エンジニヤリング、施工は大成建設・平野組(岩手県一関市)・大森工業(同)JVが担当している。
 同日は現地で着工式が開かれ、約30人の関係者が出席。中居理事長や岩手県の達増拓也知事、八幡平市の田村正彦市長らが鍬、大成建設の西岡巌常務執行役員東北支店長が鋤を盛り土に入れ、工事の無事故・無災害を祈った。
 神事後、あいさつした中居理事長は関係機関や住民に感謝の意を表した。その上で「周辺環境に配慮しつつ、地域の人たちとの協調を大切にしながら整備を進めていきたい」と話した。
 続いて施工者を代表してあいさつした西岡支店長は「県内で発生する産業廃棄物を安定的に処理し、災害廃棄物を受け入れる余地もできる」と整備の意義を強調。さらに「産業振興に大きく寄与すると確信している」と期待を寄せた。
 1995年9月から稼働している現在の産業廃棄物最終処分場「いわてクリーンセンター」(奥州市)は、東日本大震災で発生した災害廃棄物の受け入れに伴い、容量が想定より早期にひっ迫している。これを受け、クリーンいわて事業団は後継となる管理型最終処分場を八幡平市の平舘第2地割内で整備する。
 事業期間は全体で55年間。このうち3期に分けて進める埋め立てに関しては、1期当たりの期間を15年間と区切る。45年間かけて埋め立てた後、残り10年間は維持管理期間になる。
 新施設は屋根がないオープン型。公共関係の産業廃棄物最終処分場では大規模クラスに相当する。1期の工事費は約90億円。

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