工事・計画

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東京・葛飾区/金町駅北口地区一体整備/21、22年度はPPP・PFI可能性調査  [2021年5月24日4面]

駅前広場と道路拡幅を一体で行う(国交省資料から作成)

 東京・葛飾区はJR常磐線金町駅の北口地区で、駅前広場の再整備や周辺道路の拡幅を一体で進める。2021、22年度は事業実現に向け広場や道路の管理にPPP/PFIが導入できるかどうか調査する。基本設計や歩行者の回遊性調査も行う。5年以内の都市計画決定を見込む。関係者と協議を経て工事に着手。20年以内の事業完了を目指す。事業内容の詳細は6月に公表する。
 調査などの事業費は21年度分で1860万円。半分の930万円に、国が自治体のインフラ調査を支援する「官民連携基盤整備推進調査費」を活用する。
 対象範囲は駅北口の東金町1~3丁目にまたがる区域。13年に東京理科大学の葛飾キャンパスが竣工してから、若い世代の移住が増えている。
 駅北西の東金町一丁目西地区(区域面積約3ヘクタール)、南側の金町六丁目駅前地区(約0・4ヘクタール)で再開発事業の計画がある。区は金町駅とJR新小岩駅を結ぶJR新金貨物線の旅客併用化も検討している。
 今後も人口増が予測できる一方、駅前の歩行者数が増え道路交通に影響を与え始めている。歩行者の安全確保や回遊に支障を来す恐れもある。区は駅前広場の再整備と周辺を通る道路「しょうぶ通り」「理科大学通り」の拡幅で、歩行空間や人の滞留空間を確保。PPP/PFIなどで民間活力を導入し、にぎわいを確保する考えだ。
 周辺住民によるエリアマネジメントも計画されている。12年度に「金町駅北口周辺地区まちづくり協議会」が設立されており、23年度の法人化を目指している。

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