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関東整備局道路メンテセンター/橋梁補修後の再劣化防止/21年度に対策方針公表  [2021年5月25日5面]

 関東地方整備局道路メンテナンスセンターは、補修済みの道路橋で発生する再劣化の防止に力を注ぐ。2021年度に対策などをまとめたマニュアルを公表する。代表事例をピックアップし、発生原因や補修方法に問題がなかったかを検証。設計段階で注意するポイントなどを明らかにする。維持修繕時の手引書として活用し、再劣化の発生を食い止める。
 再劣化は同局が管理する複数のコンクリート橋梁で発生している。ひび割れなどの補修後、数年程度で同じ損傷が起こるといった事例が見つかっている。橋梁の表面に短時間でひび割れが再発生した場合、内部劣化が進行していることが多く、早期の防止策の立案が求められている。
 20年度に「道路橋の補修・補強箇所における再劣化予防策検討業務」をパシフィックコンサルタンツに委託した。再劣化した橋梁のうち設計や工事のデータがそろっている複数の橋梁を代表事例として調査。資料や現地調査などを基に原因を分析し、改善策をまとめる。履行期間は7月30日まで。
 マニュアルは設計の参考資料として活用することなどを想定する。同センターの菱川龍センター長は「再劣化の原因は橋梁ごとにいろいろなパターンがあるはず。注意点を分かりやすくまとめ、防止に努めたい」としている。

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