工事・計画

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森ビル/東京・虎ノ門の開発プロジェクト2件が「LEED ND」予備認証取得  [2021年5月26日4面]

虎ノ門・麻布台プロジェクトの完成イメージ

 森ビルが東京都港区で推進する「虎ノ門・麻布台プロジェクト」と「虎ノ門ヒルズエリアプロジェクト」が、米グリーンビルディング協会の環境性能評価制度「LEED」のうちエリア開発が対象の「ND(Neighborhood Development)」カテゴリーで最高ランクのプラチナ予備認証を取得した。再生可能エネルギーの活用やエネルギー利用の高効率化が高い評価を受けた。
 NDカテゴリーの最高ランクを取得したプロジェクトは東京都内で初めて。虎ノ門・麻布台プロジェクトは、住宅やオフィスなど多様な都市機能を持つ複合開発や、再生可能エネルギーによる電力の供給などが評価を受けた。「(仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー」では、東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅などの公共交通機関との一体整備や、エネルギーの高効率化に貢献する地域冷暖房施設などが評価点に挙がった。
 虎ノ門・麻布台プロジェクトのA街区と「(仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー(A-1街区)」は、居住環境性能を評価する国際認証「WELL」でも、最高ランクとなるプラチナ予備認証を取得した。いずれも「広場を中心とした緑化」や「空調機の高性能のフィルター設置による高い空気質環境」などが評価された。
 虎ノ門・麻布台プロジェクトは、森ビルが参画する再開発組合が進める複合開発。総事業費約5800億円を投じ、総延べ86万1500平方メートルの施設群を建設する。2023年3月の完成を予定している。A街区はWELL予備認証取得済の物件として、オフィス・商業部分の登録面積が世界1位の規模となる。
 虎ノ門ヒルズプロジェクトでは、約7・5ヘクタールの敷地に総延べ約80万平方メートルの施設群を整備している。14年に「虎ノ門ヒルズ森タワー」、昨年に「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」が竣工した。建設中の「虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」は来年1月に完成予定。虎ノ門ヒルズ駅と一体的に開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー」は23年7月の竣工を目指している。

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