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北海道開発局、北海道教委/人材育成で連携協定締結/建設業の担い手確保めざす  [2021年5月27日10面]

協定締結式に臨む倉内開発局長〈右〉と小玉教育長

 北海道開発局と北海道教育委員会は25日、北海道を支える人材の育成に向けた連携・協力に関する協定を結んだ。産業教育、防災教育、環境教育などの分野で相互が連携し、道内の小中高校に通う児童・生徒の学びの場を増やし、将来の北海道の教育行政や開発行政に必要な人材を育成する体制を構築する。産業教育では現場見学会などを通じ、建設業の担い手確保にもつなげる考えだ。
 札幌市北区の札幌第1号同庁舎で開いた締結式には倉内公嘉北海道開発局長と小玉俊宏道教委教育長が出席し協定書に署名した。
 今回の協定では主に▽産業教育▽防災教育▽環境教育▽地域づくりに向けた取り組み-で連携協力体制を整える。
 産業教育では現場見学会や出張事業、インターンシップの実施などで最先端インフラ整備技術や建設業の魅力を発信するなど、職業人材育成システムの構築を推進する。防災教育では防災教育啓発資料の作成や児童・生徒の大規模防災訓練などでの協力を想定し、道教委が2021年度に開催を予定している北海道高校生防災サミットでの連携も模索する。
 環境教育では自然インフラを活用した課外授業や緑化・清掃活動の実施などで連携。地域づくりに向けては、ふるさと教育や観光教育の充実に向けた研修会開催などで協力する。
 協定式で小玉教育長は「まちをつくり、大切な人を守る仕事をしている開発局の方々との交流は、若い児童・生徒にとって将来の目標になるような交流になるのではないか」と述べ、産業人材の育成への効果を期待した。
 倉内局長は「第8期北海道総合開発計画で掲げる北海道の価値創造力の強化に向けては、人こそが資源になる。将来にわたって北海道を支えてもらえる人材の育成は重要になる」とした上で、「地域整備などで蓄積している開発局の知見を生かし、いろいろな可能性を選択できる若い児童・生徒に少しでも有益な経験や知識を提供できればと思っている」と述べた。

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