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愛知県/中部空港沖の埋め立て申請を承認/名古屋港浚渫土砂処分場に  [2021年5月28日7面]

 愛知県の大村秀章知事は26日の会見で、中部地方整備局が提出していた中部国際空港沖の公有水面埋め立て申請を25日付で承認したと明らかにした。28日付の県公報に登載する。
 埋め立て事業は、名古屋港で浚渫した土砂の処分場として計画。中部空港の既設護岸を利用し約290ヘクタールを埋め立てる。埋め立て土量は約3800万立方メートル。事業主体の中部整備局は2月に公有水面埋め立て承認願書を県に提出。県は常滑市や海上保安本部などの意見を踏まえ、埋め立て免許を承認した。
 大村知事は「空港沖の埋め立て工事がいよいよスタートする。2本目滑走路として活用していきたい。水産振興策も進める」と説明。県も事業推進へ支援する考えを示した。中部整備局は現在、汚濁防止膜設置工事や標識製作設置工事の手続きを進めているが、埋め立て申請が承認されたことで現地着工の環境が整った。
 名古屋商工会議所の山本亜土会頭は「2本目滑走路とリニア中央新幹線、名古屋駅のスーパーターミナル化の3点セットが整備されれば、首都圏のバックアップ機能を担える」、中部経済連合会の水野明久会長も「着工に向け前進したことは大変意義がある。2本目滑走路の実現も大きく前進すると期待したい」とコメントした。

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