工事・計画

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渋谷二丁目西地区再開発(東京都渋谷区)/総延べ32万平米に/29年竣工  [2021年5月31日4面]

渋谷二丁目西地区の所在地と再開発事業の施行区域

 東京・渋谷駅東口に位置する「渋谷二丁目西地区」で東京建物らが計画する大規模開発プロジェクトの概要が明らかになった。オフィスや店舗、ホテルなどで構成する総延べ32万平方メートル規模の施設群を設ける。国家戦略特別区域認定などの手続きを経て、2025年の着工、29年の竣工を目指す。
 同地区の所在地は渋谷区渋谷2の12~14、16(区域面積約2・9ヘクタール)。計画によると、宮益坂と青山通り(国道246号)に挟まれたA街区(敷地面積1700平方メートル)に、店舗などが入る地下1階地上5階建て延べ4200平方メートルのビルを整備する。
 A街区の南東側に位置するB街区(1万2800平方メートル)の建物規模は、地下4階地上41階建て延べ25万5000平方メートル、高さ208メートル。オフィスや店舗、ホテルなどに加え、五つのバース(乗降場)を備えたバスターミナルも配置する。地区南東側のC街区(4300平方メートル)に、地下2階地上41階建て延べ6万3000平方メートルのビルを建設する。高さは175メートル。住宅や生活支援施設が入る。
 地区内に権利を持つ東京建物と都市再生機構が、昨年12月に開かれた内閣府国家戦略特区会議で同地区の事業を都市再生プロジェクトとして提案。バスターミナルの整備などを目指す。区域計画の認定は21年度を見込む。
 地区内では「渋谷二丁目西地区市街地再開発準備組合」が活動している。A、B街区の約2・3ヘクタールの区域で、準備組合が本組合に移行して再開発を施行する見通し。関係権利者が東京建物を含む2者だけなため、C街区は再開発事業以外の手法で整備が進む見込みだ。
 渋谷駅東側では開発の動きが活発化している。周辺の「渋谷二丁目22地区」と「宮益坂地区」の2地区でも、再開発準備組合が立ち上がっている。

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