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京都大学/学生・若手研究者支援へ奨学金制度創設/安藤忠雄氏ら25億円寄付  [2021年5月31日1面]

 京都大学(湊長博総長)は、経済的に困窮する学生を支援するため、返済不要な奨学金制度を創設した。建築家の安藤忠雄氏や家具・日用品大手ニトリホールディングス(HD)などからの寄付金25億円を原資にする。2022年4月に給付を始め、若手研究者の育成と研究力の強化に役立てる。
 奨学金制度の名称は「CFプロジェクト(Create the Future Project)」。
 京大によると学生は長引くコロナ禍で心理的、経済的に苦しい生活を強いられているという。次世代を担う若手研究者の育成にブレーキが掛かることを懸念した安藤氏とニトリHDが学生支援に賛同し、各10億円を寄付した。他の企業や個人の寄付を合わせ25億円の基金を創設する。
 京大は寄付金を原資に学部生(3、4年生)に月額5万円、大学院生は月額10万円を給付。期間は博士課程学生が3年間、その他は2年間とする。10年間で学生1200人以上の志と挑戦をサポートする。
 寄付を行った安藤氏は「以前から科学や技術、芸術へのサポートが少ないと感じていた。生きている限り支援したい」と話している。

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