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関西エアポート/第1ターミナル改修が起工/施工は大林組  [2021年6月1日12面]

鍬入れする山谷社長(右端)ら

鍬入れする大松社長(中央)、蓮輪社長(右端)ら

国際線出発エリアの完成イメージ(3枚とも関西エアポート提供)

 関西エアポート(山谷佳之社長兼最高経営責任者〈CEO〉)は5月28日、関西国際空港第1ターミナル(T1)のリノベーション工事に本格着手した。国内線エリアを国際線に変更することで国際線出発エリアの面積を60%拡大。保安検査場も拡張し、国際線旅客の受け入れ能力を年間3000万人から4000万人に引き上げる。2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の開催までに主要機能の供用を目指す。同日、工事の安全祈願祭と起工式を開いた。施工は大林組が担当する。
 神事には関西エアポートの山谷社長、ブノア・リュロ代表取締役副社長兼共同経営者(Co-CEO)をはじめ、日建設計の大松敦社長、丹青社の高橋貴志社長、大林組の蓮輪賢治社長らが出席。神職による祝詞奏上、清はらいの儀に続き、山谷社長、蓮輪社長らが鍬を入れ、工事の安全を祈願した。
 起工式で山谷社長は「大阪・関西万博に向けて安全・無事に工事を進め、開幕を迎えたい。世界からの多くのお客さまを関西のゲートウエーとして迎え、最初に足を踏み入れる『ファーストパビリオン』としての機能・役割を果たしたい」と話した。
 設計・施工者を代表して蓮輪社長は「持てる技術を結集し、品質管理・安全管理はもとより、ありとあらゆる技術をもって施工者として全力を尽くす」と決意を述べた。
 リノベーション工事は4段階で進め、第1段階では国内線エリアの増築・改修と本館3階国際線の到着動線を増築。第2段階で2階中央に国際線出発エリアを新設し、一般エリアに商業施設を設ける。第3段階で4階保安検査場エリアの増築や3階国際線ラウンジを新設。第4段階で2階国際線出発エリア(南北)の拡張を予定する。
 保安検査場を集約するほか、自動チェックインやスマートレーン、自動化ゲートを設けて混雑を緩和。国内、国際両線のエリアを見直し、国内線を南ウイングに移す一方、既存国内線エリアを国際線に変更することで一体的に運用する。駐機スポットは34カ所から39カ所に増やす。
 22年秋ごろに2階の新国内線エリアなどの運用を開始し、23年冬ごろに2階国際線出発エリア(中央)の供用を予定。万博前の25年春ごろに4階新保安検査場と3階国際線ラウンジの運用を目指す。その後、26年秋ごろに2階国際線出発エリアの南北商業施設が運用する予定。

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