行事

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

岩手県、盛岡市/盛岡南公園野球場PFI起工/施工は清水建設JV  [2021年6月1日6面]

野球場(中央)や屋内練習場(右)などの完成予想(盛岡南ボールパーク提供)

鎌を入れる久慈設計の久慈社長

鍬を入れる岩手県知事の達増氏〈右〉と盛岡市長の谷藤氏

鋤を入れる清水建設東北支店の清水支店長

 ◇幅広く楽しめるボールパークに 
 岩手県と盛岡市がPFIのBTO(建設・移管・運営)方式で進める「盛岡南公園野球場(仮称)整備事業建設工事」の起工式が5月31日、盛岡市永井の建設地で開かれた。達増拓也知事や谷藤裕明市長ら多くの関係者が出席し、工事の無事故・無災害を祈った。1日に本格的な工事に着手。2023年3月末の完成を予定している。総事業費は約108億円。
 清水建設を代表とする企業グループが出資して設立した特定目的会社(SPC)の盛岡南ボールパーク(宮本雅昭社長)がPFI事業者となり、工事や運営を進める。企業グループの構成企業として久慈設計(盛岡市)や日本体育施設、菱和建設(同)、フクシ・エンタープライズ、第一商事が名を連ねる。
 盛岡南ボールパークが主催した同日の神事では、設計を担った環境デザイン研究所・清水建設・久慈設計JVを代表して久慈竜也久慈設計社長が鎌、達増知事と谷藤市長が鍬、施工を担う清水建設・菱和建設JVの清水康次郎清水建設執行役員東北支店長が鋤を入れた。
 神事後にあいさつした達増知事は「県の一大スポーツ拠点として、幅広い人たちが利用するボールパークになってほしい」と述べた。続いて谷藤市長が「県と市が共同でスポーツ施設を整備するのは全国で初めてになる」と紹介した。
 建設地は永井7の16の2。JR岩手飯岡駅から南西約850メートル先にある。敷地面積は約9・7ヘクタール。このうち大部分の約9・2ヘクタールを今回の施設整備に充てる。
 実施設計によると、野球場には2万席(内野1万2000席、外野8000席)を設置。グラウンドに張る芝生は内野、外野とも人工芝とする。ホームベースから両翼までの距離は100メートル、中堅までの距離は122メートルを確保。全面フルカラーLEDの大型映像装置を兼ねたスコアボードやナイター用照明塔6基も設け、プロ野球1軍の公式試合に対応する。
 野球場の隣には年間を通して利用できる屋内練習場も併設。野球場と屋内練習場の連絡通路も設ける。これら3棟を合わせた施設全体の規模はS造総延べ2万0918平方メートルになる。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。