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大林組、埼玉県飯能市/循環型森林利用ビジネスモデル構築へ協定締結  [2021年6月2日3面]

協定を結んだ蓮輪社長〈右〉と大久保市長

 大林組は、地域と連携し循環型森林利用のビジネスモデル構築に向けた取り組みを始める。西川材の生産地で有名な埼玉県飯能市と循環型森林利用に関する基本協定を1日に結んだ。地域が積み重ねてきた木材産業などの経験・実績と、大林組のものづくり技術やノウハウを掛け合わせ森林・林業再生につなげていく。
 協定では▽循環型森林利用▽西川材の需要拡大▽森林資源を有効活用する木材コンビナート▽森林の多面的活用▽森林共生都市の構築による地方創生-などで連携・協力を行う。
 大林組では建設業で取り組むIT化や機械化を林業の場に応用し生産性の向上などに貢献する。市と連携を密にし顧客のさまざまなニーズに応えられるよう耐火など木材加工の技術提供なども行う。
 1日に飯能市役所で行われた協定締結式には大久保勝市長と大林組の蓮輪賢治社長が出席した。蓮輪社長は「循環型森林利用は新領域に向けた挑戦とサステナビリティ実現への貢献を兼ね備えた意義深い取り組みだ。市と当社の経験やノウハウを融合し循環型森林利用モデルの確立に挑戦する。森林や木と共に暮らす豊かで持続可能な社会、地方創生による国土の均衡な発展に貢献していきたい」と決意を述べた。
 大久保市長は「協定締結を大変うれしく思う。お互いが共通認識を持ち、連携を深めることで日本一の活気がある林業に再生したい」と力を込めた。
 同社が循環型森林利用を目的に自治体と協定を結ぶのは初めて。

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