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海建協が総会/新会長に相川善郎氏選出/コロナ禍でも着実に前進  [2021年6月7日1面]

就任のあいさつを述べる相川新会長=4日、東京都千代田区のパレスホテル東京で

 海外建設協会(海建協)は4日、東京都内のホテルで定時総会と理事会を開き、任期満了に伴う役員改選で副会長を務めていた相川善郎大成建設社長を新会長に選出した。押味至一、井上和幸、佐々木正人の3副会長と山口悦弘副会長兼専務理事は続投する。蓮輪賢治前会長は副会長に就いた。
 相川新会長は、コロナ禍で翻弄(ほんろう)される海外建設市場の動向を踏まえ、「海建協の役割はこれまで以上に多岐にわたる」と強調した。政府のインフラシステム輸出戦略に沿った活動の充実や海外建設市場の環境整備への貢献などを注力事項として列挙。「協会の諸事業をしっかりと前進させ、新会長としての責務を果たしていく」と決意表明した。
 2018年5月に就任した蓮輪前会長は3年の在任期間を振り返り、19年度の会員企業の海外建設受注実績が2兆円を超え、過去最高水準を達成したことなどを成果として挙げた。その上で「今後も会員企業の順調な海外建設活動の展開に貢献したい」と述べた。
 本年度事業計画の主な取り組みを見ると、多様化するPPPやコンセッション(公共施設等運営権)など事業形態や契約リスクの軽減策、第三国企業との連携の在り方といった新たな課題に対応する調査研究を進める。上期中にホームページの全面リニューアルを計画。20年度に創設し、コロナ禍で実施を取りやめた表彰制度「海外建設プロジェクト賞」の第1回選考を実施する。

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