工事・計画

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大阪市/新大阪駅周辺まちづくり方針検討業務/パシコンJVに  [2021年6月7日10面]

 大阪市は「新大阪駅周辺地域のまちづくり方針の検討調査業務」の公募型プロポーザルで、パシフィックコンサルタンツ・日建設計JVの提案を選定した。数十年後にリニア中央新幹線と北陸新幹線が乗り入れる新大阪駅周辺地域のインフラ整備や都市開発の手法、土地利用の在り方などを探る。民間都市開発と交通結節施設を一体整備する場合の事業スキームも検討する。
 プロポーザルは2者から応募があり、学識者の意見を踏まえ、都市計画局内で資格と業者選定の審査を行った結果、パシフィックコンサルタンツ・日建設計JVを契約予定者として選定した。
 阪急十三駅や淡路駅を含む新大阪駅周辺はリニア中央新幹線の開業で形成されるスーパー・メガリージョン(超巨大都市圏)の一翼を担うと期待され、市は2019年度に20年、30年先を見据えたまちづくり方針の骨格を作成した。20年度には交通結節や交流促進など導入すべき都市機能や都市開発の基本的な考え方などを整理した。
 本年度は同駅周辺に導入する交通結節機能などのインフラ整備や都市開発の促進策、アフターコロナを見据えた新大阪の在り方などを踏まえ、インフラ整備や土地利用のゾーニングを含めたまちづくりの方針を検討する。
 業務内容はアフターコロナを見据え、新大阪のキーコンテンツとなる大規模展示場の在り方や関連周辺機能を検討。都市開発に向けて低層部に導入すべき機能や駅周辺での駐車場の整備計画を作成する。十三、淡路エリアでは柴島浄水場用地や阪急連続立体交差化事業の高架下活用など、都市開発コンセプトの概略や淀川河川敷の将来空間を検討する。
 新大阪駅に導入する交通空間や歩行者空間など交通結節機能の概略図もまとめ、事業費を算出。民間都市開発と交通結節施設を一体整備する場合の整備方法や整備主体、整備範囲なども検討する。3D都市モデルを活用した駅周辺の将来像も作成する。履行期間は22年3月18日。

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