工事・計画

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岡山県総社市/新庁舎基本設計案作成/6月23日までパブコメ  [2021年6月8日9面]

新庁舎の完成イメージ(総社市提供)

 岡山県総社市は、大建設計・倉森建築設計事務所JVで作成作業を進めている市新庁舎の建設基本設計(案)をまとめた。23日までパブリックコメントを行い成案化する。引き続き実施設計に入り、本年度で設計を終え、2022年度に着工、24年度中の完成、供用開始を目指す。その後、現庁舎・保健センター・総合福祉センターを解体、外構工事や倉庫棟・バス車庫棟建設などを行い、27年度内に全体を完成させる。
 中央1の1の1の現庁舎敷地で建て替える施設の規模は、新庁舎棟がRC一部S造(基礎免震構造)7階建て延べ1万2034平方メートル、議会棟がRC一部S造(耐震構造)3階建て延べ2472平方メートル、倉庫棟がRC造(耐震構造)4階建て延べ1455平方メートル、バス車庫がS造(耐震構造)平屋151平方メートル、歩廊がS造(耐震構造)平屋203平方メートルなど。
 計画では、「総社愛が凝縮した庁舎」「災害に強く総社市民を守るたくましい庁舎」「全国屈指の福祉文化先駆都市を具現化した総社市民に寄り添う庁舎」を基本理念に、▽障がい者をはじめ、すべての人にやさしい庁舎▽市民にとって利便性の高い庁舎▽効率が良く機能的で、職員が働きやすい庁舎▽市民協働を目指し、市民の交流・活動を支える庁舎▽市民生活の安全・安心を支える庁舎▽地球環境に配慮した省エネ庁舎▽市のシンボルとして総社らしさを感じる庁舎-の実現を図る。
 整備に際しては、現庁舎を使いながらの建て替えを可能とするため、現庁舎の南側に新庁舎を配置し、空調負荷の少ない東西軸に長い形状とする。来庁者駐車場は利便性を考慮して新庁舎北側に、敷地西側は公用車駐車場、倉庫棟・バス車庫で構成するサービスゾーンとする。外観は、総社市の長い歴史を踏まえ、備中国分寺や総社宮、宝福寺など伝統的な日本建築に見られる「和」の要素を抽出し、現在の技術・工法・素材に置き換える中で「現代の和」を創造するとしており、この「和」の要素として、寺社建築に多く見られる屋根、高欄、垂木を参照し、屋根と垂木ルーバー、手すりを設置、庇の水平線と柱型により奥行き感のあるリズミカルな立面を形成する。

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