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シンワ工業/ベトナム実習生の教育訓練を開始/シンテックに社名変更  [2021年6月10日3面]

ベトナムでの訓練の様子

新しいロゴマーク

 加工管メーカーのシンワ工業(東京都文京区、山口浩社長)は、配管工事に特化して外国人技能実習生の教育・訓練を行うサポート事業を始めた。配管工事会社から要請を受けて、ベトナムで日本語の習得や配管に関する教育訓練を実施し、技能実習生を送り込む。受け入れ企業の負担を軽減しつつ、担い手確保を後押しする。初弾の技能実習生5人が国内の建築現場で活躍中。将来的には年間100人規模を目指す。創業55年を契機に社名も変更。15日から「シンテック」に改める。
 同社はベトナムに現地法人シンワVN(ベトナム)を設立しており、2019年にホーチミン市に教育訓練施設を開設。技能実習生監理団体「PFF協同組合」と業務提携し、日本への受け入れ体制を構築した。
 ベトナムで、4カ月間の日本語教育と、1カ月半の配管工事訓練を行う。KY活動や安全活動など国内の建設現場で求められる基本的な対応や、工具の名称、扱い方、基本的な配管作業、水圧試験など一連の工程を実習で学ぶ。日本への入国後、さらに1カ月間の講習を経てから配属する。
 受け入れ企業からは、基礎知識や安全衛生対策を教育する負担が軽減されているといった声が上がっているという。山口社長は「現場で職人不足が顕著だ。なるべく現場の負担を減らしたい。サポート事業を通じて当社のファンを増やしたい」と話す。将来的には、改正出入国管理法(入管法)に基づく新在留資格(特定技能外国人)への対応も見据えている。

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