論説・コラム

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回転窓/若手の主張は実を結ぶ  [2021年6月14日1面]

 少年サッカーの小学2年生を担当する若いコーチが胸をなでおろしていた。「固いボールでヘディングを練習しないのはあり得ない」と言い切る指導歴20年以上のコーチに「危ないからやめましょう」と1年前から訴えていた▼医学研究の結果を踏まえ、欧米には若年層のヘディングを禁止または制限する国が何年も前からある。日本サッカー協会は4月に15歳以下向けの指針を策定し、小学1、2年生には新聞ボールなどの使用を推奨した。練習がどう変わるのか注目したい▼ある都道府県建設業協会の青年部が、ICT(情報通信技術)施工や電子納品を巡る発注者の足並みをそろえるよう求めている。首脳は「隣の市町村でまったく違う」と指摘する▼国土交通省の地方整備局などで受発注者のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促す取り組みが活発になってきた。専門部署の発足も相次ぎ、情報提供に力を入れる担当者が少なくないと聞いた▼財政規模や技術力から自治体ごとに差が出るのは承知済み。「だから必要な主張を正面から続けたい」。各地の青年部の誠実な活動は着実に成果を得ると期待したい。

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