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全国建設発生土リサイクル協会が発足/質重視の有効利用推進  [2021年6月14日2面]

赤坂理事長

 建設発生土の土質改良プラント事業者などで組織する「全国建設発生土リサイクル協会」(発生土協会、赤坂泰子理事長)が11日、東京都千代田区のホテルニューオータニ東京で発足式を開いた。建設発生土のリサイクルを推進する全国組織の設立は初めて。発足式で赤坂理事長=写真=は「建設発生土の有効利用の基本となる軸を作り、地域に沿った土のリサイクルを進める。各地の皆さまの声を聞き、協会を育てていきたい」と意気込みを語った。
 正会員(事業者)約30社、賛助会員約20社、特別会員1団体で4月に設立した。質重視のリサイクル製品の認知に向け、建設発生土に関する▽リサイクル技術の研究開発・研修▽リサイクルの質向上への研究開発・研修▽情報・資料の収集・提供▽技術者の養成▽防災・減災、国土強靱化の推進に資するリサイクル技術の活用▽災害復旧・復興支援に資する活用-を主要テーマに据えた事業を進める。
 近年、建設発生土の不適切な堆積や受け入れが散見され始め、地球温暖化に起因した土砂災害も増加傾向にある。質を担保したリサイクル土の安定した需給体制確立に向け、国土交通省や地方自治体、関係団体との連携も求められている。
 来賓として出席した国交省の東川直正官房技術審議官は「全国で初めての組織の設立に、心から期待し感謝したい。連携し、できる限りの支援をしたい」と歓迎した。

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