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土木学会が総会/会長に谷口博昭氏就任/コロナ後の創生へインフラの全体俯瞰図描く  [2021年6月14日1面]

就任のあいさつをする谷口新会長

 土木学会は11日、東京都内のホテルで2021年度の定時総会と臨時理事会を開き、谷口博昭建設業技術者センター理事長の新会長就任を正式決定した。本年度の事業計画や予算も報告した。
 谷口新会長は理事会後、コロナ後の日本創生と持続的発展を目指し「削減し続けてきたインフラ投資に対する考え方をチェンジする時だ」と強調。インフラの効率的で先行的な整備や保全のためには「国民が信頼し得るレベルの全体俯瞰(ふかん)図『ビッグピクチャー』が必要不可欠だ」と訴えた。
 ビッグピクチャーの策定に当たっては、インフラに関わる過去の長期計画の推移や投資額を調査。複数のケースを検討し、防災・減災、国土強靱化や維持管理・更新などに必要とな具体的な投資額を提示するとの考えを表明した。「時代に合致したストーリーや夢や希望の持てるプロジェクトが浮かび上がり、最終的な絵姿としてビッグピクチャーを見いだしたい」と力を込めた。
 本年度の事業計画では、20年度に策定した5か年計画の確実な実行に向けた活動を展開。▽安全・安心▽国際▽コミュニケーション▽人材-の4点を切り口に重点的に取り組む。土木インフラの健康診断を行う活動を継続し、新たな分野の診断も検討する。前年度に創設したインフラパートナー制度の拡充を図る。できるだけ多くの人の声を反映し、会長特別委員会でビッグピクチャーを策定する。

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