工事・計画

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九州整備局/国道210号川下改良(大分県日田市)/21年度内の用地取得めざす  [2021年6月18日9面]

 九州地方整備局は「国道210号川下改良」(大分県日田市川下、延長約1・1キロ)の用地取得に着手する。関連業務をコンサルタントに委託しており今後、用地取得交渉を進める。事業区間はトンネルがほとんどを占めるため、現道からトンネル坑口付近までの必要な用地を取得する。2021年度中の用地取得完了を目指す。
 事業区間は日田市と福岡県うきは市の県境部に位置する。現道の加々鶴トンネル(延長409メートル)は狭く、交通事故が多いことなどから山岳トンネルを主体としたバイパスを現道の南側に新たに整備する。車線数は現道と同じ2車線だが幅員は広くなる。新規事業採択時の概算事業費は約60億円。大分河川国道事務所が所管する。
 20年度はエイト日本技術開発に委託しトンネルや擁壁などの詳細設計を完了した。設計委託段階でのトンネル延長は895メートル。
 21年度の事業費は1億円。用地取得に必要な物件調査業務を孝栄設計コンサルタント(福岡市南区)、測量や明かり区間の詳細設計などの測量設計業務を九建設計(大分市)に委託して進めている。
 着工時期は未定だが用地取得などの完了後、起点側か終点側の明かり区間の工事を先行して行った上でトンネル本体工事に着手することになる。
 完成すれば災害時の落石などによる通行規制や大型車の通行支障を回避し、交通の円滑化や沿道環境の改善などの効果が見込まれる。

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