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飛島建設/次世代型現場管理構想/DX駆使し集約型に変革  [2021年7月12日3面]

FSC構想

 飛島建設がDX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した次世代型現場管理手法として、「フィールドサクセスセンター(FSC)」の導入を検討している。現場管理手法を従来の現場完結型から業務集約型に変革し、役割の一部をFSCに集約。現場運営の省人化や効率化、生産性の向上につなげる。2022年度以降、全現場を対象にFSCの本格稼働を目指す。
 同社はFSC実現に向け4月に推進体制を構築した。DX推進統括部の土木、建築両統括部にそれぞれFSCの専属部署を設置。デジタルテクノロジーを駆使したビジネスプロセスの再構築や、DXの全社横断的な統括・調整などを担っていく。デジタル技術の活用で業務改善や企業文化の改革を推し進め、生産性の向上と働き方改革を両立する役割も担う。
 建設生産システムの改革では、現場や支店が担っていた役割や権限の一部をFSCに移し、コンパクトな組織にする。遠隔コミュニケーションの確立や現場管理情報のデジタル化などを通じ、支店や現場で行っていた▽各現場の管理・評価▽地方建設会社との折衝▽原価管理▽利益予測▽工程計画策定-をFSCで一元管理する。
 勤務場所や時間制約のないニューノーマル(新常態)な働き方に移行。実証を経て21年度からモデル現場でFSCを始動する。22年度以降、全現場での本格稼働を目指す考えだ。

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